この記事を書いた動機

 自分用に、ただどうやって windows をコマンド経由でインストールするか記録するだけです。前提として、インストールメディアから windows インストーラが起動しているところからスタートします。

 ちなみに、コマンドライン経由で Windows をインストールすると、インストーラの互換性チェックを完全にスキップできる模様です。TPMとかそういうのをレジストリとかでいちいちバイパスする設定とか無しで、動くかどうかはさておき、現状はこの手法でとりあえずインストールできるようです。

コマンドプロンプトを開く

Shift + F10

コマンドプロンプトを開く前
コマンドプロンプトを開いたあと

diskpart でパティーション作成

diskpart
list disk
sel disk [windowsをインストールするSSDとかを番号で選択]

REM 全部データが消えるので注意
clean 
convert gpt

REM uefi で起動するとき読み込まれるパーティションの作成
create part efi size=100 
format quick fs=fat32 label="System" 

create part msr size=16

REM Windowns が保存されるメインパティーションの作成
create part primary 
format quick fs=ntfs label="Windows"

REM ドライブレターを割り当て、エクスプローラーなどから見えるようにする 割り当てる文字は重複してたりしなければ何でも良い
list part
sel part [System パティーションの番号]
assign letter P
sel part [Windows パティーションの番号]
assign letter Q

exit

dism で Windows をインストールをする

windows インストールメディアのドライブレターの確認

 開くなどを押して、windows インストールメディア自体がどんなドライブレターでマウントされているか確認する。例えば、今回であれば、“D:"としてマウントされていた。どんなやり方でもよいが、私は普段メモ帳のファイルダイアログから確認している。

notepad 

ファイルダイアログを開く
ファイルダイアログが開かれた直後
インストールメディアのドライブレターを確認

インストールするwindowsのバージョンのインデックスの確認

 インデックスを確認するには、以下に示すどちらかを実行すれば良い。例えば今回は、“Windows 11 pro” をインストールしたいので、インデックスは"3"である。

dism /get-wiminfo /wimfile:D:\sources\install.esd
dism /get-wiminfo /wimfile:D:\sources\install.wim
インデックスの確認

Windows のインストール

 次に、事前にマウントしておいた、Windowsパーティション(Q:\)にwindowsをインストールする。以下に2つのパターンを示すので、試す。

dism /apply-image /imagefile:D:\sources\install.esd /applydir:Q:\ /index:3
dism /apply-image /imagefile:D:\sources\install.wim /applydir:Q:\ /index:3
イメージの展開

ブートローダをインストールする

bcdboot Q:\Windows /s P: /f ALL

再起動する

 単純にもともと最初にインストールメディアを起動したときに表示されるダイアログを閉じる。

再起動する

終わり

 いつもどうり待って、見慣れたOOBEにたどり着く。

OOBE

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参考にしたサイトとか