この記事を作った動機

 Linux 環境を使っていて、ソフトウェアシンセサイザー?とか、適当にネットでダウンロードしてきたMIDIファイルを再生するとかやってみている。

 それで、Linux 環境における MIDI では、ちょっとすぐにはわからないようなことが必要だとわかったので、それをノートとして使っているこのブログに記録しようと思った。

使っているソフト

  • Surge XT

    SurgeXT

  • Drumstick MIDI

    DrumstickMIDI

Midi を使う

 毎回起動時に特定のドライバを読み込まないと、midi が使えないようで、Drumstick MIDI は MIDI setup を開く段階でクラッシュした。

やること

有効化

sudo modprobe snd_virmidi

無効化

sudo modprobe -r snd_virmidi

起動時に自動で読み込まれるようにする

  • /etc/systemd/system/midi.service
[Unit]
Description=load and unload virtual midi driver

[Service]
Type=simple
User=root
ExecStart=modprobe snd_virmidi
ExecStop=modprobe -r snd_virmidi
Restart=on-abort

[Install]
WantedBy=multi-user.target
  • midi.serviceサービスの有効化
sudo systemctl enable midi

ドライバを読み込む前の様子

 ちなみに以下のエラーや挙動は、ドライバを読み込んでから、ドライバを無効化したあとに試すと症状が再現しない。再起動後は、またドライバを読み込むまで症状が再現している。現時点で私は、この挙動については正直細かくはわかっていない。

エラーが出る例 (Drumstick MIDI)

ドライバを読み込む前のDrumstickMIDI

Active MIDI Inputs が何も出てこない例 (Surge XT)

ドライバを読み込む前のSurgeXT

MIDI の設定をする

 基本的には、Midi Through を使っておけば、ソフトウェア上では、音を鳴らせるところまで持っていける模様である。

Surge XT

MIDIの設定を開く
SurgeXT側のMIDI設定

Drumstick MIDI

MIDI setupを開く
Drumstick-MIDIのMIDIを設定する

参考にしたサイトとか