この記事を書いた動機
Google Chrome が図々しく至るところで、“Set as default browser” と表示を出してくてあまりにうざいのと、そのプロンプトの止め方がlinux環境だとあまり見つけづらかったので、自分用に記録するだけ。
問題の状態

解決された状態

追記(2025年5月31日)
最近、実はこの記事で書いた方法も機能しないことに気づいた。最初から機能していなかったのか、それとも最近機能していなかったのかは定かではない。更に調べる必要がありそうである。
環境
- Arch Linux
- Gnome
- wayland
やり方(機能しない)
環境変数で、“CHROME_DEFAULT_BROWSER_CHECK_ENABLED=0"と設定する。
ターミナルで環境変数を設定
export CHROME_DEFAULT_BROWSER_CHECK_ENABLED=0
/etc/environmentで自動的に環境変数を設定
何かいちいち毎回起動時に環境変数を設定するsystemdスクリプトを書いて管理するのめんどいので、以下のように設定してみた。これでも機能したので、私は良しとしている。以下は、wayland向けの設定であり、x11を使っているなら、.xprofileあたりに設定する必要があると思われる。
#
# This file is parsed by pam_env module
#
# Syntax: simple "KEY=VAL" pairs on separate lines
#
GTK_IM_MODULE=fcitx5
QT_IM_MODULE=fcitx5
XMODIFIERS=@im=fcitx5
CHROME_DEFAULT_BROWSER_CHECK_ENABLED=0
機能しないやり方
chrome://flags
“Version 136.0.7103.59 (Official Build) (64-bit)“では、デフォルトブラウザを尋ねる(押し付ける)を無効化するフラグ (Default Browser Prompt Refresh) がなかった。Googleは更に"Be evil"に。。。どうも調べているうちにわかったこととしては、もはやレジストリとか、OSごとに異なる方法を使う必要があるようで、もう呆れる。
chrome://policy
これは機能しないというより、単にlinux環境において、どうやってグループポリシーを設定するかめんどくさくて一旦置いたというのが正しい。一応オプションの存在自体は確認できた。直接chrome 側から設定できるという感じではない。Windowsであれば、何か適当にローカルグループポリシーを設定すればOS側からchrome側に反映されるようであるが、試していない。
-
一見何も設定項目はないように見えるとき
-
設定していない項目を表示すると、設定の存在を確認できる
関係のありそうなページ
参考にしたサイトとか
- internet explorer - How to prevent Google Chrome from changing the default browser to itself in Windows 7? - Super User
https://superuser.com/questions/970837/how-to-prevent-google-chrome-from-changing-the-default-browser-to-itself-in-wind (2025年5月2日) - google chrome - “Persistent ‘Set as Default’ Warning Issue in Ubuntu 23.10 Browsers” - Ask Ubuntu
https://askubuntu.com/questions/1491482/persistent-set-as-default-warning-issue-in-ubuntu-23-10-browsers (2025年5月2日) - How to make Google Chrome stop asking to be the default browser? - Ask Different
https://apple.stackexchange.com/questions/422481/how-to-make-google-chrome-stop-asking-to-be-the-default-browser (2025年5月2日)