この記事を作った動機

 Blender と Cura を使って、なんか印刷しようとしていたところ、つくったモデルが思うようにスライスできないことが分かったので、その対処方法について自分用に記録をする。

 調べてみてもすぐにははっきりとしたことはわからず、全部のモデルの整合性に問題があるケースという意味では、全然網羅できてないと思うが、最終的に自分なりに心当たりのある部分を当ってみた感じにはなった。

Cura 上での挙動

問題があるとき

 モデルに問題があり、正常にスライスできない可能性があると、エラーメッセージが表示され、水色とピンク色であらわされる不適切な部分を示す領域がモデル上に表示される。

Curaでエラーが出てうまくスライスできない例

問題ながないとき

 水色とピンク色であらわされる不適切な部分を示す領域が表示されることなく、エラーメッセージも出てこない。

修正してエラーが出なくなった様子

ポイント

面が反転している

問題点の例

Curaでエラーが出てうまくスライスできない例
面の向きが表示された状態

対応例

Blender 面を反転する に記録した。

余計な面が内部に隠れている

問題点の例

余計な面を消す例

対応例

 Edit モードで、単純に余計な面を選択して消す。

余計な面を消す例
余計な面を消す例1
余計な面を消す例2

面が重なってつながっていない部分がある

問題点の例

突起物の下に面が重なっている例
ぱっと見面が重なっているようには見えない例
ぱっと見面が重なっているようには見えない例1

対応例

 重なっているだけでうまくつながっていない面を消し、作り直す。

  • 面を削除する
    重なっている面を修正する例-重なった面を削除する
    重なっている面を修正する例-重なった面を削除する1
    重なっている面を修正する例-重なった面を削除す2
    重なった面を削除した例
    重なった面を削除した例1
  • 面の作り直し
     必要な辺や点を選択してから、Fキーを押すことで面を新たに作成する。
    辺を選択して面を作り直す例
  • 面を作り直して、全体的に整合性が取れた様子
    面を張り直しおえたあとの例
    面を張り直しおえたあとの例1

参考にしたサイトとか