no resume device found と言われ Linux 環境が起動しない

この記事を作った動機 最近、XPS 13 2in1 (intel 8th) を使っていて、バッテリーが完全に放電しきった状態で放置していることがあった。それで、通常であれば、CMOS 電池が設定内容を保持していて、UEFI の変数などのデータを保持しているはずだが、今回は違った。PC を充電器に繋ぎ、起動すると CMOS リセット時に見られる挙動である何度か再起動をするということになった。ようやく動いたかと思ったら、普段の設定とは異なって、Dual Boot 構成にしていた Windows がのそのそと起動し始めた。あまりのストレスに PC を投げ出したくなったが、結局色々調べて振り回されたことがあったので、記録したい。 経緯 PC が完全に2日程度放置していて、放電しきっていることに気づく。 Windows が起動しようとしてイライラする Linux 環境を立ち上げようとして、UEFI の設定画面でエントリを作成し起動を試みるも、“no resume device found"と言われ起動しない GURB の設定を編集しresume=と書かれているところを消すも、症状が改善せず。 起動するために USB を用意するもDD コマンドによる起動可能な USB 作成において説明される問題により、一度失敗する ローカルLLM である Gemma4 に投げるも、通常のターミナル環境を起動できないから困っているにもかかわらず、ターミナルを使えだの的はずれなことばっか出力してきて爆発しそうになる。例えばresume=noneにしたら上手くいくと出力してくるが、機能しなかった。 DD コマンドによる起動可能な USB 作成により、最終的に正しく起動する USB メモリを作成し、ようやくライブ環境の端末が起動する ドライブモードが RAID になっていることに気づき、AHCIに設定する しかし奇妙なことに最初ライブ環境を起動したとき、肝心の Linux 環境が入っている NVME SSD が見えず、もう一度 CMOS がリセットされた状態にして、再トライすることになる もう一回 AHCI に設定する ようやくライブ環境から SSD が見えるようになり、initramfs から resume の hooks を吹き飛ばすことと、GRUB の resume 設定をなしにして起動設定を再生成させる ようやく PC が正常に Linux 環境に起動するようになる。 今回の問題を起こした主犯であると思われる、CMOS 電池について調べる。 ポイント “no resume device found” で Linux 環境が起動しない 完全には確かめられていないが、どうも AHCI でもともと動かしていた物を、CMOS リセットが起こった時点で、RAIDになっていたために、それで起動しようとした結果起動できなかったということっぽい?しかし、USB のライブ環境に入れるようになってから、AHCI にドライブのモードを設定することは試したため、本当にそれが問題かは謎である。Linux 環境なら元からドライバは入っていそうなものだし、考えられることとしては、RAID モードであるときと、AHCI モードであるときで、パティーションの UUID が異なってしまうのかな?とは考えた。 ...

2026年7月31日

linux 環境で指紋認証ができない

この記事を書いた動機 結構前から指紋認証機能が linux 上で使えないということがあった。それで、とりあえず以下の2つのパッケージをインストールすることで、センサーを認識して動くところまではやっていた。 yay -Qs fprint local/fprintd 1.94.5-1 (fprint) D-Bus service to access fingerprint readers local/libfprint 1.94.9-1 (fprint) Library for fingerprint readers その時は、Gnome の設定画面にも登録画面が出てきて、とりあえず登録することはできるようになった。しかし、結局登録した指紋と一致しないと言われ、認証機能が思ったように動かないことに気づき、めんどくさくなってまた問題をしばらく放置していた。 そして、最近になって、また linux 環境における指紋認証について調べてみたところ、問題の解決には至らなかったが、視覚的にどんな指紋が読み取られているのか確認する方法があることに気づいたので、それを記録してみようというわけです。 環境 Arch Linux linux kernel 6.13.4-arch1-1 Gnome XPS 13 2in1 (9365) 指紋認証センサー VFS7552 libfprint をコンパイルする libfprint 自体に、指紋認証センサーをテストしたりできるツール群が入っているので、それを使う。もしかするとパッケージマネージャ経由でインストールできたりするかもしれないが、GitHub - iafilatov/libfprint: libfrpint driver for a family of Elantech fingerprint sensorsに合わせて、今回は自前でコンパイルすることにした。 ちなみに、このgitリポジトリ 自体は古く、VFS7552 を検出しなかったので、現行のlibfprint / libfprint · GitLabを後にコンパイルし直した。 一応大まかなポイントだけ、ここには記録しておこうと思う。 ツールをいれる gimp # .pgm な画像を表示するために必要 ninja git python libglib2.0-dev libnss3-dev libpixman-1-dev libusb-1.0.0-dev libx11-dev libxv-dev pkg-config リポジトリのクローン mkdir ~/working cd ~/working git clone https://gitlab.freedesktop.org/libfprint/libfprint.git python 仮想環境の構築 # もし、anaconda が入っている場合は、事前に無効化しておく # conda deactivate python3 -m venv venv . venv/bin/activate pip install -U pip pip install meson “ModuleNotFoundError: No module named ‘distutils.util’” と言われてしまう場合は、以下のモジュールもインストールしていおく。 ...

2025年3月14日