blender で面の向きの色が表示されない

この記事を作った動機 なんか blender で UV マッピングしようとしたらうまくいかず、調べている過程で、もしかしてメッシュの面の向きがおかしいのではないかと思った。 それで、面の向きを調べるために、以下の画像に示すように、Face Orientation を有効にしてみた。しかし、何も見えない。 通常正常に動作していれば、面が赤か青色に面が染まり、面が表向きなのかひっくり返っているのか表示されるはずが、何も見えないという事態に直面した。 blender はこういうなぜそうなっているのかさえ一人では分からないような、意地悪な動きをするので心が折れそうではあるが、とにかく調べてみたらどうしたらいいか分かったので、それを記録するだけ。 分かった原因 blender 4.4.3 のデフォルト設定では、面の向きの赤、青の色表示がなぜか透明に設定されており、一切見えない状態になっている。ミスなのか、何か意図があるか、思想的な仕様なのかは不明だが、とにかく理不尽ではある。 問題の状態と期待している状態の比較 問題の状態 期待している状態 対処方法 設定画面を開く theme(テーマ)設定を開き 3D viewport の項目を展開 Face Orientation の色をクリックして設定を変更 問題の設定 クリックしたときの色選択 問題を解消した状態の設定 面の裏表が視覚的に見えるようになる 参考にしたサイトとか 3d view - Face orientation viewport overlay doesn’t show up - Blender Stack Exchange https://blender.stackexchange.com/questions/315926/face-orientation-viewport-overlay-doesnt-show-up (2025年6月18日)

June 18, 2025

KiCAD JLCPCB tools がインストールできないから何とかする

この記事を作った動機 JLCpcbで基盤を発注しようとしたときに、主導でいちいち部品表(BOM)とかを調整するのはあまりにしんどいので、ツールを使おうと思った。 そこで、KiCAD JLCPCB tools という拡張機能を使おうとしたのだが、どうもREADMEどうりにしても、うまくいかないことが分かった。どうあがいても、ダウンロードしたファイルのハッシュが合わないというエラーで止まってしまう。 それで、拡張機能のダウンロードだけでもやってみようと、エラーも無視してしてみると、なぜか 1kb だけの zip ファイルがダウンロードされ、展開できない。 ひょっとしてと思って、テキストファイルとして開いてみたら、案の定サーバからエラーメッセージが返されていた。どうも kicad と拡張機能側との間で何か問題があることだけは分かった。 <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN""http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd"> <HTML> <HEAD> <TITLE>Bad Request</TITLE> <META HTTP-EQUIV="Content-Type" Content="text/html; charset=us-ascii"> </HEAD> <BODY> <h2> Bad Request</h2> <hr> <p>HTTP Error 400. The request is badly formed.</p> </BODY> </HTML> そこで、今回はどのようにしてそれを対処したのか記録しようという話。 環境 kicad 9.0 KiCAD JLCPCB tools 2025.04.02 windows 11 24H2 対処方法 タグリストを開く KiCAD JLCPCB toolsの公式ページにのページから以下のようにして、Tags のリストページへ遷移する。 ...

June 16, 2025

blender が Intel HD Graphics 4000 で動かない

この記事を作った動機 最近550円で Thinkpad T430 を買って色々動かしてみて遊んでみたら、blender が動かなかったので、記録を取るだけ。 環境 Report details Date generated: 2025-05-08 04:15:17 Hardware Information: Hardware Model: Lenovo ThinkPad T430 Memory: 12.0 GiB Processor: Intel® Core™ i5-3230M × 4 Graphics: Intel® HD Graphics 4000 (IVB GT2) Disk Capacity: 628.1 GB Software Information: Firmware Version: G1ET92WW (2.52 ) OS Name: Arch Linux OS Build: rolling OS Type: 64-bit GNOME Version: 48 Windowing System: Wayland Kernel Version: Linux 6.14.5-arch1-1 解決方法 単純に環境変数として、Intel® HD Graphics 4000 がサポートする openGL のバージョンを指定する。解決方法の書いてある記事を読み切る前にどうすればいいかわかってしまったので、深いことはわからないが、blender 4.x.x くらいから、openGLのバージョンのデフォルトの最低要件が上がったらしいく、その影響で起動しないっぽかった。 ...

May 8, 2025

Morph tools でモデルをうまく動かせない

この記事を作った動機 blender と MMD Tools 使っていて Morph Tools というのを見つけて、色々モデルをうごすことができることは分かっていた。しかし、値を操作して動かせない Material などの項目がありなぜ動かせないのかしばらく実験していたら、方法が分かったので記録するだけ。 方法 問題の状態 赤線のところに、値を変更するためのスライダーがなく、Morph をMMDモデルに反映することができない状態が以下である。 Model setup の Morph を押す 解決した状態 参考にしたサイトとか MMD Tools/Manual | MMD & Blender Wiki | Fandom https://mmd-blender.fandom.com/wiki/MMD_Tools/Manual#Mesh/Armature/Physics/Display/Morphs (2025年3月29日) GitHub - MMD-Blender/blender_mmd_tools: MMD Tools is a blender addon for importing/exporting Models and Motions of MikuMikuDance. https://github.com/MMD-Blender/blender_mmd_tools (2025年3月29日)

March 29, 2025

UPS_BR550G JP 相性問題 🔌

事の発端 とある日に、ハードオフに行くと、バッテリーが死んでるUPSが約1000円で売っているのを見つけ、買ってみる。3000円くらいでバッテリーを交換し、100Vも出力できていたので、いざ自分のサーバにつなげてみれば、何と!停電しかけて、サーバが落ちてしまう事象が発生してしまう。 見た目 動作の様子 なんでそうなるの? UPS_BR550GというAPC社製のUPSには、後継モデルのUPS_BR550Sがあるが、その違いは、疑似正弦波か正弦波を出力するという違いがあるらしい。確かに公式サイトの仕様書を見てみるとどうも、正弦波より20%位ゆがんだ波形が出力される的な記述がある。サーバや最近の電源は特に、力率改善回路なるものが電源に入っていて、疑似正弦波と組み合わせたらだめっぽい。なんか、ジャンク品だったから壊れているとかではなさそうだった。(PFC対応とか書いていあるのは、力率改善回路の事っぽいが、実際に対応しているかまではよくわからない) ということで? どうも、APC社のUPSではsmart UPSあたりのシリーズがデフォルトで正弦波出力に対応しているらしいので、そこらあたりが欲しいと思ったけど、なるべく停電させない努力をして、とりあえずしばらくはこの問題はおいておこうということになった。 参考にしたサイト APCブランドUPS 仕様書のリンク | APC 日本 https://www.apc.com/jp/ja/faqs/FA53475/ (2024年6月3日)

May 8, 2024