GNOME OSK 日本語入力 一時的な解決策
この記事を作った動機 なんか ChatGPT に色々要望を投げたら、とりあえず動くものが自分で理解してなにか作れる前にできたので、まずはそっちに集中しようかなと思いまとめを作ろうとしてみた。 結局まともに動かせるようにするために、 ChatGPT とのやり取りで出てきた着想を元に、色々調べて自分で組み合わせたり、コードを書いたりすることになった。 前回の記事 GNOME OSK 周りの調査 機能の概要 Gnome 拡張機能として、トップバーに全角半角切り替えキーを表示し、押したら、入力モードがアルファベットを直接入力するモードと、日本語をローマ字で入力するモードに切り替えられるようにする。 主にタッチパネル環境を使って日本語入力するときに、Gnome OSK が US配列しか日本語レイアウトを指定しても表示しないために、補助として作った。 想定された利用する状況としては、以下のようなものがある。 GNOME 47 以降 タッチパネル運用 GNOME OSK を利用する Wayland 環境 ちなみに X11 環境である場合は、onboardなどすでにある OSK とかを使ったほうがいいかもしれない。 リポジトリ 基本的な動作 pyhton のキーイベントを送る常駐サーバがある。 (セキュリティの都合により汎用性はなく “`” の日本語キーボードで言う全角半角キー相当のキーイベントしか送らない) ボタンが押されたら、localhost 経由で Gnome 拡張機能からリクエストを送る python サーバ 必要なパッケージ python python-uinput python-websockets yay -S python python-uinput python-websockets 最新版 最初は、ChatGPT に書いてもらったコードを動かしていたが、次第に HTTP 通信だと限界があることがわかり、 WebSocket へ移行した過程で、結局自分でネットで python のsockets の公式ライブラリなり、色んなサイトを漁ってコードを書くことになった。ChatGPT が書いたコードについては、uinput 以外は、結局いろんなサイトからの試しながら切り貼りといった感じである。 ...