この記事を作った動機
Google-Chrome を開発用に使っており、裏でデバックをするための実装をしていたところ、Chromeがデバッグモードとして上手く動作しないことが分かったので簡易的なメモが欲しい。
問題点
Linux 環境にて、単にローカルホストにデバックソケットを立てるように指示するだけでは不十分で、Chromeがデバックモードで立ち上がらない。すでにすべてのChromeインスタンスをpkill chromeなどで完全に排除した状態から始めて、その症状が再現する。
google-chrome-stable --remote-debugging-port=5588
対処
プロファイルの情報を保存するディレクトリを指定すると、デバックモードとして立ち上がった。以下はLinux環境向けの例であり、各自どのディレクトリにプロファイルを保存するかはOSなどに合わせて合わせる必要がある。
google-chrome-stable --remote-debugging-port=5588 --user-data-dir="/tmp/chrome_debug"
利便性の観点
/tmpはLinuxでRAM上に作成される起動時に一時的に確保されるディスク領域であり、再起動したりすると内容が消える。Guestモードに近い使い方をしたいときに有効であるが、それだといちいちブラウザを一番最初に起動した扱いとなり、初期セットアップのWindowsでいうところのOOBEみたいなのが出てきてしまう。そこで以下のオプションを指定することでそれらを抑制し、すぐにブラウザが使えるようにできる。
# --no-first-run --no-default-browser-check
google-chrome-stable --remote-debugging-port=5588 --user-data-dir="/tmp/chrome_debug" --no-first-run --no-default-browser-check
Chrome がデバッグモードで動いているかの検証方法
以下のURLにFirefoxなどの別のブラウザでアクセスし、JSON応答が帰ってくるか確かめる。帰ってこない場合、Chromeがデバッグモードで起動していないか、ポートが衝突しているなどのネットワーク上の不具合である可能性がある。
http://127.0.0.1:5555/json/version
参考にしたサイトとか
- Access local servers and Chrome instances with port forwarding | Chrome DevTools | Chrome for Developers
https://developer.chrome.com/docs/devtools/remote-debugging/local-server/ (2026年10月30日) - Gemma-4-31B (ローカルLLM) (2026年10月30日)