あなた:
typescriptで、let aaa = {} みたいにして、あとから、aaa["ccc"] = [2,2,3,4] みたいなことにして、どんどんキーを追加していくコードを書きたい
ChatGPT:

TypeScript でそのように「空のオブジェクトを作ってから、あとで自由にキーを追加していく」書き方をする場合、型定義をしないとエラーになります。
TypeScript はデフォルトで {} を「プロパティを持たないオブジェクト」として扱うためです。

こういうときは、インデックスシグネチャを使います。


✅ 一番単純な書き方

ts
let aaa: { [key: string]: number[] } = {}; aaa["ccc"] = [2, 2, 3, 4]; aaa["ddd"] = [1, 5, 9];

これで aaa は「キーが文字列で、値が number 配列」のオブジェクトになります。


✅ もう少し柔軟に(値の型を限定しない)

もし「数値配列だけでなく、あとから違う型も入れたい」場合は any を使うこともできます。

ts
let aaa: { [key: string]: any } = {}; aaa["ccc"] = [2, 2, 3, 4]; aaa["xyz"] = "文字列でもOK"; aaa["obj"] = { a: 1 };

✅ もしくは Record を使う書き方(同義)

ts
let aaa: Record<string, number[]> = {}; aaa["ccc"] = [2, 2, 3, 4];

Record<K, T> は「キーが K 型、値が T 型のオブジェクト」という定義です。
インデックスシグネチャの省略表現のようなものです。


どれも同じ動作をしますが、

  • 型を厳密にしたいなら { [key: string]: number[] }

  • ゆるくしたいなら { [key: string]: any }

  • 書き方を簡潔にしたいなら Record<string, number[]>

この3つのどれかを使えば目的の挙動になります。